訪問看護について
訪問看護を使いたいのですが、どうすればいいですか?
まずは当ステーションにご相談ください。ご本人様のケアプランを担当しているケアマネジャーや要介護認定を受けていない方は各自治体の相談窓口かお近くの地域包括支援センター、または居宅介護支援事業所への調整もいたします。
どんなスタッフが来てくれるのですか?
看護経験の長いスタッフや床ずれやストーマ、メディカルフットケアなど専門的な経験や資格を持っている認定看護師や特定看護師が在籍しております。ご利用者様に必要なケアを提供することに適したスタッフがご担当いたします。
毎回同じスタッフの方に来てもらえますか?
なるべくご希望にそって調整させていただいておりますが、ご希望にそえない場合もございます。その場合も同じようにサービスをご提供できるよう、密に情報共有を行っております。
フットケアについて
訪問看護でフットケアってどんなことをするの?
私たちが行っているフットケアは“メディカルフットケア”といい、タコ(胼胝)、ウオノメ(鶏眼)、厚くなった爪(肥厚爪)、巻き爪、外反母趾といった足に起こる様々な問題に対処しています。定期的に足の健康状態をチェックして処置を行ったり、場合によっては靴のインソールを調整したり、サポーターなどをご提案したりしています。
フットケアをするとどんな効果があるの?
足の健康は、全身の健康に大きく影響します。足に痛みがあると「歩くことが辛くなる」→「運動不足になる」→「筋力が低下する」といったように、全身に悪影響を及ぼすことがわかっています。この悪循環を断ち切るために、メディカルフットケアは重要な役割を果たしています。フットケアをすることにより足の痛みが取れるだけでなく、歩行が安定して転びにくくなったり、膝や腰の痛みが良くなったりといった効果が期待できます。
また、糖尿病の方は足の感覚が鈍くなっていることがあり、足に傷ができても痛みを感じないため、気付くのが遅れて感染を起こしたり、ひどい時には足が壊死して(腐って)しまったりすることがあります。フットケアにより定期的に足の状態をチェックすることで、ご本人が気づけない足のトラブルをいち早く発見して対処できますので、このような大きな問題に発展することを防ぐことができます。
フットケアの処置って痛くないかな?
タコ・ウオノメ、厚くなった爪などは痛みの無い範囲で削っていきます。巻き爪は、病院のように麻酔をして爪を抜いたりすることはなく、巻き爪矯正ワイヤーを爪に付けて巻いた爪を徐々に広げるため、痛い処置ではありません。傷になっていたり、感染を起こしていたり、水虫が疑われる場合は、適宜、主治医や皮膚科医などと連携して対処します。
フットケアの料金は?
足の定期チェックやタコ・ウオノメ、厚くなった爪の削り処置は、介護保険内で行いますので、訪問看護に対してのお支払いの中に含まれています。巻き爪矯正やインソール、サポーターの代金は、別途自費となっております。
また自費にはなりますが、介護保険を利用されていないご家族や若い方でもご利用いただけますので、足のお悩みやフットケアのご希望がございましたら、お気軽にご相談下さい。
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